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今日三度目の縄。
一本の縄で戒められた両手の指先が肩に触れる。
もうこれで、動かなくていい・・
ご主人様が髪を撫でて下さる感覚が心地よい。
胸に抱かれ目を瞑っていると、ご主人様の鼓動が聞こえる。
トクン、トクンと生きている証しが聞こえてくる。
外は雨。屋根を打つ雨音が優しく静かに響いている。
私の心を濡らすように、降り続く音。
ひんやりとした感触に目を覚ます。
私は何処に行っていたんだろう?
身を捩り「ご主人様・・」声を掛ける。
ご主人様は何もおっしゃらない。
ただ、漂う私を見ていてくださっている。
静かに意識が遠くなる。
ご主人様の姿がかすんでゆく。
体中から蜜が溶け出して広がってゆく。
悲しみも、喜びも全て溶け出してゆく。
次に目が覚めたらご主人様に謝ろう・・・
シーツを私が汚してしまったことを・・・
2012.09.18 | Comments(0) | 月光浴